【報告】令和7年度 「災害時外国人支援ボランティア養成講座(対面版)~通訳・翻訳アプリでつながる災害時の外国人支援入門~」
投稿日:2026年03月07日
<令和7年度 「災害時外国人支援ボランティア養成講座(対面版) ~通訳・翻訳アプリでつながる災害時の外国人支援入門~」を開催しました!>
本県において,大規模災害発生時に言語面での困難から要配慮者となり得る外国人住民を支援するボランティアの養成を目的とした入門講座を開催しました。本講座では,災害時の支援場面を具体的に想定しながら,自身にできる役割を考えていただく内容としました。
県内では,近年,ベトナム,インドネシア,ネパールなど多様な国籍の方々が増加している一方で,これらの言語に対応できる通訳者は限られています。そのため,本講座では通訳・翻訳アプリを必要に応じて活用できるプログラムを取り入れました。
講師には,2011年の東日本大震災時に「東北地方太平洋沖地震多言語支援センター」においてセンター長を務められた,特定非営利活動法人多文化共生マネージャー全国協議会代表理事の土井佳彦様にご登壇いただきました。第1部では,外国人被災者支援に実際に携わった経験を基に,災害時の外国人被災者の現状や課題,やさしい日本語についてお話しいただきました。
第2部では,鹿児島市内で水害が発生したことを想定し,避難所に来た外国人の「避難者名簿記入用紙」の記入支援や避難所ルールの説明を通訳・翻訳アプリを活用して行う演習を実施しました。また,スマートフォン等が使用できない状況も想定し,「多言語支援ボード」を活用した支援も体験しました。
参加者からは,日本人と外国人では災害時の出発点が異なることを理解できた,平時から翻訳アプリややさしい日本語を活用した備えが重要であると学んだ,といった感想が寄せられました。本講座は,災害時に想定される支援の具体像を共有し,参加者が自身の関わり方を考える契機となりました。
日時
令和8年1月31日(土)
13:00~16:00
会場
カクイックス交流センター 東棟3階大研修室第2(鹿児島県・鹿児島市)
講師
特定非営利活動法人 多文化共生マネージャー全国協議会 代表理事 土井 佳彦 様
対象者
・本県在住の18歳以上で,災害時の外国人への支援に意欲のある方(経験・国籍不問)
参加者数
・参加者 18名
・外国人避難者役 12名(ベトナム8名,インドネシア1名,フィリピン1名,インド1名,韓国1名)
講座内容
① 講話【災害時に外国人が抱える課題と情報提供のあり方】
② 講話【やさしい日本語について】
③ ロールプレイ演習【通訳・翻訳アプリを使ったコミュニケーション体験】




