KIA 鹿児島国際交流協会

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[報告]令和5年度「災害時外国人支援ボランティア養成講座(対面版)」

イベントレポート 投稿日:2024年01月05日

日時

【対面版】 令和5年12月9日(土)  13:30-16:40    

会場

かごしま県民交流センター1階会議室A

講師

公益財団法人箕面市国際交流協会 岩城あすか氏

対象者

・鹿児島県国際交流協会の語学ボランティア登録者

・本県在住の18歳以上で英語,中国語,またはベトナム語で日常のコミュニケーションが可能な方,国籍不問

参加者数 

・ボランティア参加者 8名

・外国人避難者役 5名(イギリス,シンガポール,フィリピン,中国,ベトナム)

講座内容

① 講話【災害時に必要とされる外国人支援】

② 情報選別ワーク・翻訳訓練

③ チャレンジ体験!【災害時における通訳ロールプレイ】

鹿児島県で大規模災害が起きた場合,日本語がわからず地震などの災害経験のない外国人の方が必要な情報を的確に把握することが困難になると予想されることから,今回外国人を支援するボランティア養成を目的とした講座を開催いたしました。

12/9(土)に実施の対面版では,箕面市国際交流協会の岩城あすか氏より,実際に阪神淡路大震災・大阪北部地震・トルコ北西部地震にて避難所運営にも精通された経験から,災害時の外国人被災者の現状や課題についてお話いただきました。   

前半では,災害時に外国人被災者へ安心を届ける重要性についても学び,その後,避難所に送られてくる様々な情報を翻訳する訓練を行いました。

 後半では震度7の地震が発生し二日後の避難所に外国人が避難してきたという想定で,外国人と避難所管理者役の情報を通訳する演習を行いました。まず,外国人避難者役へ個人情報の聞き取り調査を行い,"地震が怖く不安で眠れない","ペットを連れてきたい","宗教上食べられない配給がある"など,外国人被災者それぞれの困りごとをグループで協力し合いながら解決していきました。講座終了後に参加者は鹿児島県より受講証明書を受け取りました。

参加者からは「大変実りある研修で多くの事を学ぶことができた。」「災害時の色々な課題を知ることが出来て今後何を必要とされるのか,どの様に対処をすれば良いのかなど考えるきっかけになりました。」などの感想がありました。今後も災害時のみならず,平時より外国人に対する支援の意識を拡げていける事を期待しております。

 講座の様子

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 講師 岩城あすか氏

講義の様子

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情報選別ワーク

翻訳訓練のフィードバック

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☆PNG修正済画像(Web掲載用).png

ロールプレイ(避難所通訳訓練)の様子

集合写真

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