KIA 鹿児島国際交流協会

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[報告]令和4年度「災害時に助け合えるまちづくり事業」(和泊町)

イベントレポート 投稿日:2022年12月11日

日時

令和4年10月23日(日) 午前の部 10:30-12:00 / 午後の部 13:00-16:40    

場所

  結いホール(和泊町役場1階)及び和泊町中央公民館

講師

午前の部

・(やさしい日本語講座) 内野亜美氏

・ (災害について知ろう!講座) MBC気象予報士 住吉大輔氏

午後の部

・鹿児島県防災研修センター職員 馬場ひとみ氏・石井加代氏(オンライン)

・和泊町役場総務課 沖野健人氏

・NHK鹿児島放送局 杉岡海美氏(ビデオ上映)

参加者数 

和泊町及びその周辺地域にお住まいの日本人及び外国人

日本人住民

外国人住民

午前の部

6

4

10

午後の部

5

6

11

※外国人住民(中国3名,ネパール1名,アメリカ1名,フィリピン1名)

講座内容

時間

対象

内容

午前の部

日本人向け

やさしい日本語理解講座 

外国人向け

災害について知ろう!講座

午後の部

日本人と外国人

①防災カッパ,簡易トイレ作り

②地域の防災,非常持出グッズについて

③災害時の外国人が困ること(在住外国人の話)

④ハザードマップにて避難場所,避難ルート

⑤消防署への通報訓練

⑥緊急時・災害時への備え(NHK鹿児島放送局)

⑦意見交換

 

今回,和泊町及び周辺地域にお住いの在住外国人・日本人を対象とした講座を開催しました。午前中は在住外国人と日本人が別々の会場で,日本人向けには沖永良部島在住で日本語サポーター養成講座を修了した内野亜美氏による「やさしい日本語講座」を,また,在住外国人へはMBC報道局の住吉大輔氏による日本の災害や防災対策について学ぶ基礎講座を実施しました。

 午後の部は,在住外国人と日本人が合同で一緒に受講する講座として,鹿児島県防災研修センターの馬場氏と会場(和泊町)をオンラインで結び災害時に役立つ簡易トイレ・防災カッパ作りを行いました。その後,和泊町総務課の沖野氏により同町の防災対策や非常持出グッズの説明,また和泊町のハザードマップで自分たちの住んでいる地域周辺の避難所の場所や危険個所,避難ルートを確認しました。         

その後,在住外国人2名から日本の災害で困った事や,同じ外国人同士でどのように連絡を取り合っているか等の体験談の発表がありました。

 日本人参加者からは,「外国人とのコミュニケーションがとれ楽しく勉強できました。」,「共同制作のワークショップや,先輩外国人住民の方のお話しなど,今後の関係につながるプログラムが豊富でとてもよかった。」等の感想や,外国人参加者からは,「私たちが危険な時にどのように自分の身を守り,どこに避難にした方が良いのかを学びました。」などの感想がありました。今後も島内において,平時はもとより災害時も支援し合えるような顔の見える関係づくりの場になればと考えております。

(本事業は一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)の助成金を受けて実施しました。)

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    やさしい日本語をつくるポイント           災害について知ろう!

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     防災カッパ作りの様子               段ボールトイレ作りの様子

  ☆20221023_145051.JPG  ☆20221023_151523.JPG

     ハザードマップの確認               消防通報訓練

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